中国語歌詞
日本語訳詞
☆概要
言わずと知れた紅歌の王のような存在。荘厳なメロディーに毛主席への惜しみない賛辞、とお手本のような紅歌だ。三番の「共産党 太陽のよう」のところからのテンポアップが個人的に好きな所。
文革期には国歌である義勇軍進行曲の作詞者である田漢が批判されたので事実上の国歌となった。かつての中国国際放送のインターバルシグナルはこの曲であったし、中国初の人工衛星の名前は東方紅1号だし、その衛星が搭載していた通信機で配信された歌はもちろんこの東方紅、トラクターの名前も、電車の名前も、街のチャイムも…と東方紅づくし。
曲自体はかなり複雑な来歴を持っていて、原曲は「白馬調」あるいは「騎白馬」と呼ばれる陝西民謡。さらにその原曲は「芝麻油」という晋西北民謡。作詞者は農民の李有源とされているが、異論もある。現在の歌詞は公木が確定させたもので、曲は李煥之が編曲したもの。
途中に出てくる「呼儿嗨哟 (ホーアルハイヨー)」は掛け声。
翻訳に際して、「東方紅」を日本語に訳すか悩んだが、原文の雰囲気を維持するためにそのままとした。
動画は音楽劇「東方紅」から。
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